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 植物エキス活用による防虫剤、殺虫剤の開発

 
  人に安全な防虫対策(アブラムシ対策)は2000年から開始し、
*白菜、大根間にニンニクやワケギを植える。
*木酢液を希釈して撒布。
*木酢液に唐辛子を漬け込み撒布。

と、唐辛子に含まれ抗菌作用のある「カプサイシン、サポニン」、ニンニクに含まれる「アリニン」に目をつけて展開してきた。
カプサイシンは水に溶けないがアルコールには融け、アリシンとサポニンは含水アルコールには融けますので、2003年から焼酎を使用し始めた。

<作り方>
A液:「竹酢液300cc+ニンニク1個+乾燥赤唐辛子一握り+練りワサビ」
     1ケ月以上漬け込む

B液:B-1液:1)「水1L+生唐辛子50gr」を20分煮る。煮汁は2)で使用
       2)「煮た唐辛子をミキサーで粉砕したものを水1Lに漬け込む」
       3)「2)+焼酎(25度)1250cc+水1L」
       4)「茶ごしで滓を除去後更に紙フィルターで澱を除去」
   B-2液:1)「ニンニク100grミキサーで粉砕+酢100cc+焼酎180cc
         +水1L」
       2)「1)を茶こし及び紙フィルターで滓と澱を除去」

<使用方法>
1)A液
水1LにA液5cc〜20cc混ぜ噴霧器で2〜3日毎に撒布する。
ニラ、食用菊、みぶ菜、レタス、人参、インゲンのアブラムシ予防に効果あり。
大根、白菜、キャベツは葉裏面に満遍なく撒布する事がポイント。


2)B液
水2Lに「B-1液100cc」と「B-2液100cc」更に黒密を混ぜ、大根についたアブラムシでトライ、モアカアブラムシは2回撒布で退治。ビッシリ付いたアブラムシは4回撒布で退治出来た。ネギに付いたアブラムシにも効果あり。よとうむしへの殺虫効果はない。

3)B液+A液
B液単独よりも多少効果があるみたいだ。これが本命になるだろう。

記: 大倉 孝男(2003-11-10)

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