ホンダジェット、納入数V3 19年上期小型ビジネス機
ホンダは13日、小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」の2019年上半期(1〜6月)の納入機数が17機となり、小型ジェットで世界最多だったと発表した。ホンダジェットが上半期の世界首位となるのは17年、18年に続き3年連続。 全米航空機製造者協会(GAMA)の集計で、競合する米セスナの「サイテーションM2」の16機をわずかに上回った。18年上期もホンダジェットが1機差でセスナをかわしており、首位を巡る2社の激しい競争が続く。 ホンダジェットは18年5月に発表した燃料タンクを大きくして航続距離を延ばすなどした新型機「ホンダジェット エリート」が好調だ。19年上半期はハワイのチャーター機運航会社へホンダジェットを大量納入したこともトップ維持に貢献したとみられる。 世界でのホンダジェット運航機数は130機を超える。ホンダの航空機事業子会社、米ホンダエアクラフトカンパニーの藤野道格社長は「今後もホンダとしてビジネスジェット業界に新しい価値を創造していきたい」とコメントした。
《追記》 nikkei.com.(2018-08-13) |