ホンダ、スポーツHV「CR―Z」生産終了へホンダは9日、スポーツタイプのハイブリッド車(HV)「CR―Z」の生産を年内に終了すると発表した。 スポーツカーの品ぞろえにHVを加えることで顧客層の拡大を狙ったが、販売が伸び悩んでいた。 CR―Zは2010年に発売され、これまでに約4万台を販売した。低燃費と走りの楽しさを両立したことが評価され、10年に「日本カー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれるなど、HVの新機軸として注目された。 しかし、若者の車離れなどが響き、15年の販売台数は約730台と、ピークだった10年(約2万2000台)の約30分の1まで落ち込んだ。 生産終了に伴い、特別仕様車を10日に発売する。価格は280万円(消費税込み)で、特別仕様車限定のシートなどを装備した。
《追記》 yomiuri.co.jp(2016-06-09) |