ホンダ、フィットHVなどリコール 2車種17万台ホンダは10日、乗用車「フィット」「VEZEL(ヴェゼル)」のハイブリッド車(HV)計17万5356台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。急発進や急加速するトラブルが昨年10月以降に44件あり、このうち11件は物損事故を起こしていた。 フィットは昨年9月に発売した最新モデルの全車が対象で、リコールは4回目となった。昨年12月に発売したVEZELも全車が対象。エンジン制御のプログラムミスで、駐車の後や急坂での一時停止後に発進すると、モーターが強く回りすぎる恐れがあるという。 宮城県で今年2月、フィットが急発進して鉄柱に衝突し、ヘッドライトなどが壊れる事故があり、国交省がリコールするよう指摘していた。過去3回のリコールでも、エンジンや変速機のプログラムに問題があり、発進できないなどのトラブルが多発していた。
《追記》 asahi.com(2014-07-10) |