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1.国内の原発はすべて海岸線に立地している

  1. 巨大地震と津波の影響を受けやすい
    3月11日の東北地方太平洋沖地震の際、海岸部にマグニチュード9.0、震度7.0の巨大地震と40mの大津波が起きた。東電福島第一原発がレベル7相当の重大事故を発生。世界の原発が運転を開始して以来、原発が大地震に見舞われた例はありませんでしたが日本の東電福島第一原発がその第1号になりました。

  2. 近い将来に地震発生が予想される地域に、40基の原発が建設されている
    1978年、国の地震予知連絡会は、近い将来に地震発生が予想される地域を、特定観測地域観測強化地域に指定しました。日本の原発のうち26基は特定観測地域・観測強化地域にあります。また、若狭湾沿岸の14基もその至近にあります。

 東海地震の震源直上の「浜岡」、日本海側の「島根」、四国の中央構造線ぞいの「伊方」は、現在、地震発生が懸念されている地域です。若狭湾沿岸、信越変動帯に近い「柏崎」、三陸の「女川」も要注意です。