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 MS−IME辞書に文字登録


 パソコンの文章作成に欠かせない、かな漢字辞書は、マイクロソフト社Windows標準添付のMS-IMEやジャストシステム社のATOK(エートック)などが使われています。使い勝手の良さからATOK辞書を別途購入して使う人も多いと聞きます(一太郎を買うとATOKは標準添付)。我が家も20年らいATOKの愛用者です。

 効率よく文書を作成するには、かな漢字辞書に文字や記号類を登録しておき、活用することで正確で早く文章が作成できます。皆様は、どの様な工夫をしていますでしょうか?

 今回はATOKでなく、愛用者が多いMS-IME2000が、我が家のPCに入っていますので取り上げてみました。
 まず、MS-IME2000辞書を使うに際して、設定を自分流にします。
 例えば、ひらがなを入力して句読点(、。)を入力すると漢字を含めて自動変換する設定。テンキーは常に半角数字など。

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 設定方法は、辞書ツールバーを右クリックし、「設定」⇒「プロパティ」→「全般」&「変換」で設定可能。

 また、辞書に単語、連文、記号を単語登録します。
 1,人名登録など、通常に変換出来ない文字を文面に創り登録する。例は「なからい:半井」。 登録方法は、辞書ツールバーの「単語 / 用例の登録」から可能。
(右図参照)

 2,自分だけの暗号!?をキーボード2カ所押して登録。変換は、暗号を入力して効率アップ。 例えば、「Windows:w−」、「こんにちは。:k−」 、「,(半角カンマ):7−」など。
(右図参照)

 よく使う登録文字は、半角カンマです。千の位のカンマ(1,000)は、全角入力設定で、テンキー半角数字を入力した際にカンマが打てない(全角を半角に変更すれば打てますが!?)。
 余談ですが、このカンマにこだわるのは、昔のPC-98、NECパソコンは、テンキーにカンマが有りました。現在のDOS/Vテンキーは、ゼロが2つ分長く成り、この位置に有ったカンマがありません。PC-98のテンキーが懐かしい!!

 3,暗号と変換文字一覧表の確認は、辞書ツールバー「単語 / 用例の登録」の画面右下「辞書ツール」を開く。当然、削除も可能。
(右図参照)
 蛇足ですが、この暗号と変換文字の一覧表を“OS再インストールの覚え書き用”として、別途作成しています。

記:山下 岩男 (2004-10-28)