<Q>
 「Windows Update」の自動更新
「Windows Update」の更新状況を自動受信することが一番


<A>
 《 対応 》
 Worm MSBlaster が猛威を振るっていますが Microsoftは 全世界に情報網を張っており 新手のウイルスが発見され次第 分析し対応パッチ(当該ウイルスに感染しないように対応した補充プログラム )をリアルタイムで全世界のユザー向けに配信しています。 この配信を リアルタイムで受けられるようにすれば かなりな早期対応 が取れることになります。 海外で発見され まだ日本で感染例が報告されていないウイルスにも 対応することが出来ます。

 この自動更新は Windows XP の場合 デフォルトで設定されていますので 「重要な更新」とか「新しい更新」の舌だしが突然画面に表示されたときには その指示に従って 自動ダウンロード 自動インストールすれば 対応が 取れることになります。 この自動更新は ウイルス対応だけでなく OSそのものの不具合等にも 対応しています。

 なお 緊急を要する更新、OSの不具合を改善する更新等の配信が リアルタイムでなされるわけですが その他のユーザーオプション的な 更新やアップデートは 配信されてこないのでWindows Update で 自発的に行う必要があります。 しかし この自発Updateはしなくても リアルタイムの 自動更新さえやっておけば 致命傷にはなりません。

 「自動更新の設定」がされていないパソコンについて その設定方法は以下の 通りです。
@ 「マイコンピュター」を右クリック
A 「プロパティー」を選択
B 「自動更新 」タブの「通知設定」
C 「更新を自動的にダウンロードして、インストールの準備が出来たら通知する」 を選択
 これで、新たに重要な更新プログラムが配信された時に、リアルタイムでその旨が タスクトレイにバルーン表示されるようになるので その指示に従って 実行してく ださい。MicroSoft社からリリースされているOSとアプリケーションが対象です。

 世間では ウイルスについて 色々と面倒な対応等が流されていますが この自 動更新を忠実に実行していけば アンチウイルスソフト等も不要なぐらいです。 予防注射みたいなもので ウイルス過敏症と さよならできます。


《追記》
 Windouws の自動更新は ネガティブよりそのメリットが大きいので 設定しておいたほうがよいという考え方です。
理由は
@ 新手のウィルスに リアルタイムで対応できる
A 日本で発見されていない(しかし必ずやってくる) ウィルスにも対応できる
B 自動更新で配信されてくるプログラムは 緊急かつ致命的な欠陥に対応するものが主体である。
と言うことです。
OSの動作が重くなると言うことには CPUの性能が格段に進歩した今日では考え にくい。

記:今玉利 修司 (2003-08-22)