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 システム設定を変更してWindowsを高速化
<< Win.98/Win.Me:安定化・高速化=その9= >>


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 Windowsのパフォーマンスは通常状態では7割程度。これを100%にするためにはシステム設定が必要。

 Windowsはハードディスクをメモリーの一部として使用する「仮想メモリー」という機能を搭載している。この仮想メモリーは通常Windowsがインストールされているドライブに割り当てられている。これを別ドライバーに指定することで高速化が可能になる。また、Windowsの使用目的を「ネットワークサーバー」に変更することで、Windowsのパフォーマンスを最大限まで引き出すことができる。

 《 対応 》
 ディスクトップ上のアイコンの「マイコンピューター」を右クリックし「プロパティ」を選択。
⇒システムのプロパティが開いたら「パフォーマンス」タブを開き「仮想メモリー」ボタンをクリック
   
⇒仮想メモリー画面(右図部)の「自分で設定する」にチェックを入れる。
次に、右図部の「▼」をクリックして仮想メモリーの新設定場所を選択する。
Windowsがインストールされていない空き容量が最も多いドライブにすることがポイント。
(私の場合は、外付けハードディスクのDドライブを選択したので画像に示すように12GB以上の空き容量がある.。安定化・高速化のためには、OSや基本ソフトを働かせるCドライブにある程度の容量の余裕があることが必要。パソコン購入時のハードディスクはCとDドライブに分割されていた。いずれも容量が小さいので、両者をあわせてCドライブとして統合した。新規に外付けハードディスクを購入しDドライブとした。Dドライブはデーターベースなどに主使用している。)
⇒「OK」をクリック
⇒「パフォーマンス」タブにある「ファイルシステム」ボタンをクリックする
   
⇒「ハードディスク」タブ」を開く
⇒「コンピュータの主な使用目的」(右図部)の「▼」をクリックして「ネットワークサーバー」を選択する。
これでWindowsのパフォーマンスが最大限に発揮される。

《 追記 》(船倉さんからの情報2002-09-27)
windows2000、XPは下記URLに同内容(仮想メモリ)の設定方法がありますので 下記URLをクリックしてご参照ください。

  http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/080multi_disk_pgfile/080multi_disk_pgfile.html

記:大澤 敏夫(2002-09-28)