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 フロッピーディスクやMOの設定を変更して高速化
<< Win.98/Win.Me:安定化・高速化=その10= >>


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 WindowsのフロッピーディスクやMO(リムーバブルディスク)の設定を変更することにより、起動や書き込みの速度を向上させる。

 Windowsでは、起動時にフロッピーディスクを読み込む設定なっている。フロッピーディスクからシステムを起動する場合に有効な手段だが、普段はフロッピーディスクから起動することはない。これを無効にすることで起動の高速化を図ることが可能になる。また、リムーバブルディスクへの書き込み設定を変更することにより、書き込みしながらでも快適にWindows操作が行えるようになる。

 《 対応 》
 ディスクトップ上のアイコンの「マイコンピューター」を右クリックし「プロパティ」を選択。
⇒「システムのプロパティが開いたら「パフォーマンス」タブを開き「ファイルシステム」ボタンをクリック
⇒「ファイルシステムプロパティ」の中から「フロッピーディスク」タブを開き「コンピューターを起動するたびに新しいフロッピーディスクドライブを検索する」のチェックをはずす。これで起動時にフロッピーディスクを読みにいくことがなくなり起動が速くなる。
⇒「リムーバブルディスク」タブを開き、「すべてのリムーバブルディスクドライブで遅延書き込みを行う」にチェックを入れる。遅延書き込みを有効にすると、リムーバブルディスクに書き込みをしている間もWindowsを快適に操作することが可能になる。

《追記》
 フロッピーディスクのチェックを無効にすると、起動フロッピーディスクからシステム起動ができなくなる。そのため、起動フロッピーディスクを使いたい場合は”チェック”をつける。

記:大澤 敏夫 (2002-09-25)