ウィンドウズ8はタッチ方式 タブレット意識し大幅刷新

 パソコン(PC)向けの基本ソフト(OS)で圧倒的なシェアを持つ米マイクロソフト(MS)は13日、次世代OSを指で触って操作するタッチパネル方式に刷新すると発表した。タブレット端末にも搭載しやすくして、タブレット市場への本格参入を目指す。PCの主流が「タブレット型」に移るきっかけになる可能性もある。

 MSが発表した次世代OSは「ウィンドウズ8(開発名)」で、最新OS「ウィンドウズ7」の後継となる。米カリフォルニア州での開発者会議で概要を明らかにした。「8」の搭載機は来年後半、日米などで発売される見通しだ。

 特徴は、画面に指で触れて操作しやすくしたこと。PCを起動した直後の画面は「7」までと大きく異なり、小さなアイコンの代わりに「タイル」と呼ぶ四角の大きなボタンがます状に並ぶ。マウスを使った入力にも対応するが、画面に触って操作するのが前提になっている。起動時間も大幅に短縮し、消費電力を抑える。

asahi.com(2011-09-14)