ホンダ、年産85万台で黒字確保
−−サプライヤーに要請−−

 ホンダは系列サプライヤーに対し、ホンダの国内4輪車生産が年85万台(2010年度約91万台)に縮小しても国内事業を黒字化できる経営基盤の構築を要請した。

 長引く円高や海外現地生産の拡大で輸出が減少すると見ており、サプライヤーと一体で収益力を強固にする。リーマン・ショック後に対応を求めた最低ラインの70万台を大幅上方修正した形になる。だが、ピーク時の65%程度と低水準であり、系列サプライヤーは継続した効率化が求められる。

 ホンダは09年に、主要取引先の系列サプライヤーに対し、ホンダの4輪車の国内生産が年間70万台規模に落ち込んでも黒字を確保できる体制に移行するよう要請。サプライヤー各社は国内生産拠点の再配置や物流の効率化、設備投資抑制などを進めたほか、余剰生産能力を削減し、国内の収益構造を改善してきた。

nikkan.co.jp(2011-09-02)