さいたま市など、新聞販売店で電動バイク実証

 【さいたま】さいたま市はホンダや芝浦工業大学と連携し、電動バイクの実証実験を始めた。同市見沼区にある三つの新聞販売店に貸し出し、静音性や走行性能などを調査する。2012年2月に調査結果を発表する。

 市が公用車として導入した5台のホンダ製電動バイク「EV―neo(ネオ)」のうち、4台を実証実験に使用する。実験に協力する新聞販売店は今月下旬まで約2週間、電動バイクで新聞を配達する。調査エリアは同区の芝浦工業大学大宮キャンパス周辺の約300世帯。地域住民にアンケート票を配布し、バイクの騒音など生活環境に関する調査結果を同大学システム理工学部が分析し、論文にまとめる。

 電動バイクを導入したのは政令市では初めて。実験後は電動バイクを市内各区役所に配置し、利用する予定。

nikkan.co.jp(2011-08-12)