平成22年度 スキー同好会(WSA)活動総括


イタリア・スーパードロミテスキー

 今年度は夏の猛暑に呼応するように、11月の後半から寒波襲来・大雪と北海道方面は冬の到来が早いように見えましたが、12月以降殆ど降雪がなく12/15〜18と計画したニセコスキー行は中止せざるを得ませんでした。しかしその後の各スキーイベントはしっかりした寒さと粉雪に恵まれ、参加メンバーは充分に楽しめたと思います。

 1月11日〜14日 戸隠 32名参加
 ニセコ中止により、殆どのメンバーが今シーズン初すべりと言うスタートとなった。 二日目、恒例のスキースクールは今年も雪降りの中で行われ、毎年変化する教え方に戸惑いながらも夫々納得して、15cmほどの新雪を気持ち良く滑った。この日の終わりに宮宅夫人が携帯TELを雪の中へ落としたと言う事で、翌日捜索に行った。外から電話を掛ければ雪の中で鳴るからすぐ分かるはず…が見つからず。雪の中では音が吸収されるから駄目なんだという説に半分納得。この三日目は国設ゲレンデが深雪で快調というわけで、飯田氏、昨年の雪辱をと新機種を投入して挑むも又も大苦戦。しかしこれについては2月になってアメリカから報告があり、別機種で面目を回復したという。又この日に今回不参加の臼杵氏の訃報を聞き驚く。

 1月26日〜28日  八方尾根 21名参加
 初日、雪とガスの中、WSAシニアー軍団はかなり果敢に滑っていた。高い所は視界が悪いので隣の岩岳スキー場が良いと言って移動した中島氏「70歳以上リフト無料の特典が無くなった」とガックリして帰ってきた。二日目、時々晴れ間の出るまずまずの天気、八方特有の粘っこい深雪をものにすべく、深雪組を編成して黒菱尾根へ。結果満足度もまずまず。他の人はピステバーンで楽しむ。特に若手綱川氏などはリーゼンのノンストップトレーニングが出来て満足したとのたまもうた。長老組のお三方も頑張っていたが、中島氏、長島氏は三日目休業、坂田氏は使っているスキーが良くないと結論を出し、帰路長野市のオガサカスキー工場へ寄って旧モデルの逸品を半額で手に入れた。

 2月7日〜10日 志賀高原 29名参加
 かなりの寒さ、毎日降る雪、志賀高原らしいコンディションの4日間だった。初日焼額のオフピステに1人で飛び込んだ笠井氏「最高のコースだ、フワフワ、スイスイだ」と言うので次に皆で行ったら笠井氏ドボン。久々参加の児玉氏がそれを尻目に吹っ飛んでいく。
 二日目D組メンバーは熊の湯、渋峠で楽しむ。他のメンバーは寺子屋バーンで撮影会、最高の雪と天気、どんなビデオが撮れるか。カメラマンは児玉氏、野口氏、笠井氏、分部氏、それぞれの映像を、柴田夫人が自分の誕生日を祝うために持ち込んだワインを皆で飲みながらその夜鑑賞した。最終日は半日なので夫々課題に取り組む姿あり、D組女性担当は柳沢。東館、西舘、高天原、一の瀬の急斜面、全てのコースに誘導し全てを無事クリヤーした。  このイベントは柳沢の一人幹事のため野口氏を幹事見習いに任命し、2人で何とかこなした。

 2月27日〜3月7日 イタリア・スーパードロミテスキー 17名参加
 フライトも順調で、バスは雪降りの中9時ごろコルティナ・ダンペッツオに着く。食べたくない夕食だがワインを飲みたくてたべる。
1日目…近くのフェローリアとクリスタッロへ循環バスで。ロープウェイの上はガスと雪で見通しが悪かったが、時々ガスが切れて30cmほどの新雪を楽しんだ。その後コルチナの街中を散策、イタリアのリゾート地はグッド。
2日目…バスで1.5時間ほどのチベッタエリアへ。晴れ。途中の景色が素晴らしい、特にジャウ峠辺りが抜群。
昼食のピザが又素晴らしかった。
3日目…快晴、今回のハイライト「セラロンダ」、コルバラからセラ山塊を時計回りに60km1日がかりのスキー遠足。遠足の名の通り、緩斜面をだらだらと滑るコースが多く、滑りの悪いスキーの人は大変だった。
4日目…雪、バス30分のガラツオイ、45度以上のゴンドラに乗り一気に山の上に行き、裏側の新雪を気持ち良く滑る。下まで降りると馬そりが待っていて2kmほど引いてくれた。これもなかなか楽しいものだった。
5日目…晴、猪谷千春氏の活躍したトファーナエリアへ。銀メダルの回転バーンはさすがに傾斜がきつい、この下部でトラブル。坂田氏転倒、後頭部を打ち脳震盪、スノーモービルで病院へ、永野間幹事付添い。夕食時には無事戻った。
6日目…数名はベニスへ直行。他は氷河マルモラーダへ、頂上から2本気持ちよく滑る。夕食時合流。
 

記: 柳沢 孝(2011-05-13)