ホンダ関連地震被害情報-1


Egobnet会員の方も皆心配しておられる事だと思いますので、ホンダ関連の身近なところで地震被害情報を入手した範囲ですが、第1報としてお知らせします。

<<本田技研工業「地震の影響による3月28日以降の生産、栃木地区事業所の状況および採用活動について」>>(3月24日更新)
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<<EGT情報>>(柳沢 孝さん・・・2011-03-23)
HGTやEGTがかなりの被害を受けたことは断片的に聞こえてくるが、直接そこの社員に聞いた事ではないので、とりあえず聞き置いた、という状態でした。
そこで、EGTについては、21日に直接総務に電話して状況を聞きましたら以下のような話がありました。

・全体的には建屋とくに天井がいくつかの箇所でくずれている。
・余震があって19日までは中に入れなく被害状況も把握できていない。
・22日から全員?出勤して復旧作業にあたる。
・数人の怪我人が出たがたいしたことはなく、皆復旧に向けて意気盛んである。
・いずれOBに対してもOB会などを通じて情報を流します。


<<HGT情報>>(HGT OB:分部 治久さん・・・2011-03-22)
宇都宮の本田技術研究所(自動車開発センター)はかなりのダメージを受け、亡くなった1名の方は落ちてくる天井から避難するために机の下に隠れたのですが、壊れた壁に挟まれて落命したようです。天井が落ちたり、エアコンが落ちてきたり、壁が崩れたり、電装設計をやっている息子も退避する時に『マジで死ぬかと思った。』と言っているくらい凄かったようで、ロッカーに置いてあった車のキーや携帯はそのままにその日はとにかく避難するのが精いっぱいだったようです。
テストコースなども被害を受けているし、試作車もダメになっているだろうし、業務再開のめどは立っていないのではないでしょうか。 息子達は翌日から20日まで自宅待機と言われていましたが、現在は23日まで延ばされています。


<<会員情報>>(仙台市在住:鎌田 實さん・・・2011-03-22)
家に津波はありませんでした。近くまで来たようですが家屋の倒壊は免れました。お皿や家具が壊れました。これぐらいで済んだことが幸せ、怪我はなく元気にしております。
”水” OK、”電気”2日前にOK、”電話”昨日OK、残りは”ガス”ですが1月〜1.5月掛かるそうです。

今 長女一家と我が家で生活をしております。
長女は長町小学校教師で、生徒は全員無事でした、が避難場所に指定されており、11日夜は1200名が来て、教室への割り振りや備蓄品の分配で避難民に怒鳴られたり大変だったようです。徹夜で朝帰りしました。
翌日から毎日お世話の為に出掛けております。ガソリンが無いため自転車で行きます。

長女の連れ合いは、高砂中学校教師、津波は4階に避難して助かったそうです。しかし生徒が流されるのを見てどうする事も出来ず衝撃をうけ、心が痛んでおります。
11日夜から1300名の避難民を受け入れ、面倒を見ている。自分の車は流され、12日歩いて暗くなって戻りました。
私の車で夜勤をして生徒の連絡や食料の運搬をしております。避難民は家を流され行く宛が無いそうです。卒業式など学校行事は予定が立たず。ガソリンは水を被り動かない同僚の車から抜いているそうです。

私たちの日々の食料は、近所から分けて貰ったりして間に合っております。ガソリンは今朝3時間並び、缶に10リットル買えましたので、娘の車に、明日から車で行けます。
咲(高校生)は災害ボランテイアのため朝から出掛けております。

都内の買いだめは別として、テレビを見ていると、ガソリンも本格的に操業、運搬も始まったようです。食べ物ももうすぐ出始める事でしょう。あと2・3日です。私たちは、何も出来ないが、娘やその連れ合い、孫達が思い切り働けることが、支援と思っております。

大澤 敏夫(2011-03-23)