ホンダ、中国部品工場ストで再び2工場操業停止

 ホンダは8日、系列部品メーカーの中国工場でストライキが起きた影響で、広東省広州市にある完成車生産の主力2工場の9日の操業を停止すると発表した。同工場は、ホンダの部品工場で起きた別のストで約2週間生産がストップし、先週末から平常稼働に戻ったばかり。今回は系列メーカーの工場で起こったストで再び、生産停止に追い込まれる事態となった。 ホンダの系列部品メーカー、ユタカ技研の中国・広東省仏山市にある部品工場で7日、賃上げを求めるストが発生した。8日も生産が完全停止し、9日も生産停止が決まった。

 同工場は、ホンダの中国の完成車工場に排気系の部品を供給している。そのため、ホンダの広州市にある完成車2工場「増城工場」「黄埔工場」に部品が供給できなくなり、再びホンダの完成車工場が生産停止することになった。

 ホンダは先週4日、ホンダの中国の変速機工場(広東省仏山市)で約3週間続いていたストがようやく完全決着し、中国全工場が通常操業に戻ったと発表していた。

 今回のユタカ技研の中国工場で起きたストは、ホンダのストが起こった変速機工場と同じ仏山市内にあるほか、ホンダのスト終結直後に起こったタイミングなどから、ストがホンダから、系列メーカーの工場に波及したようだ。

nikkei.com(2010-06-08)