トヨタ、3位→360位急落…世界企業番付

 【ニューヨーク=小谷野太郎】米経済誌フォーブスが21日発表した2010年の世界有力企業2000社番付によると、昨年3位だったトヨタ自動車が360位に急落した。

 大量リコール(回収・無償修理)問題で業績や株価が悪化したことが響いたとみられる。

 日本企業では41位のNTTが最高。100位以内に入ったのは三菱商事(78位)、ホンダ(86位)のわずか3社だけで、昨年の11社を大きく下回った。

 首位は米金融大手JPモルガン・チェース、2位は米ゼネラル・エレクトリック(GE)、3位が米金融大手のバンク・オブ・アメリカだった。また、中国企業は中国工商銀行(ICBC)が5位になるなど100位以内に7社が入り、日本を上回った。

 フォーブスは上場企業の売上高、利益、資産、株式時価総額から番付を算出している。

読売新聞(2010-04-22)