さよならフロッピーディスク、来年3月販売終了

 ソニーは23日、パソコンで作成した文書やデータを保存する記録媒体「フロッピーディスク」の販売を2011年3月末で終了すると発表した。

 ソニーの撤退で国内最大手の製品は姿を消すことになる。

 現在の直径3・5インチ型はソニーが開発し、1981年に世界で初めて米国で発売し、日本では83年に発売された。

 しかし、近年はハードディスクやDVD、USBメモリーなど新しい記録媒体に押されて需要が減少。生産は中国メーカーに委託していたが、必要な部品の調達も難しくなっており、販売を終了する。

読売新聞(2010-04-24)