ホンダ、11年春新卒採用を3割減
 不況などで退職者減少

 ホンダは22日、2011年春の新卒採用を10年春の入社見込み(880人)に比べ3割減の590人とする計画を発表した。600人を下回るのは、1997年春の400人以来14年ぶり。厳しい経営環境や退職者の減少を受け、新卒採用を絞り込む。

 11年計画の内訳は、大卒は395人(10年4月入社予定は610人)、高卒は195人(同270人)。再雇用制度や育児休暇などの福利厚生の充実に加え、不況で退職者が減っているためで、人件費の増大を防ぐ狙いもあるとみられる。

sankei.jp.msn.com(2010-02-22)