ホンダ「アクティ・トラック」を10年ぶり全面改良 運転席広く

 ホンダは17日、軽商用車「アクティ・トラック」を10年ぶりに全面改良して発売したと発表した。天井を支える柱のフロントピラーを前方へ押し出し、運転席のスペースを広く確保した。前輪軸と後輪軸の距離を表すホイールベースも52センチメートル短くし足元の空間も広げた。余裕を持ったペダル操作ができる。

 2輪駆動と4輪駆動がある。最小回転半径は3.6〜3.7メートルで小回りがきき、狭いあぜ道や山道でも扱いやすいという。さびに強い亜鉛めっき鋼板を使う部分を増やし防さび性能も高めた。

 1リットルあたりの燃費は4輪駆動車の場合、17.6キロメートル。価格は税別73万〜107万5000円で、直近モデルより1〜4万円低く設定した。主に農家向けに月間3500台の販売を見込む。

《追記》
  ☆本田技研工業情報「軽商用車「アクティ・トラック」を10年ぶりにフルモデルチェンジし発売 −広いキャビン空間と、軽トラックNo.1の小回り性能を実現−」ここをクリック

nikkei.co.jp(2009-12-17)