ホンダは9日、ミニバン「ステップワゴン」を全面刷新して発売したと発表した。3列目の後部座席を床下に収納できるようにし、使い勝手を良くした。エンジン部分の改良などで1リットルあたりの走行距離も、従来の12.6キロメートルから14.2キロに延ばした。ステップワゴンの刷新は2005年以来4年ぶりで今回で4代目。 3列目の背もたれを前に倒して座面ごと反転させると、床下の空間に収納できる。車両の全長を50ミリ長く、全高を45ミリ高くし車内空間も広げた。燃料消費を抑える「エコ運転」を画面表示などで支援する「エコアシスト」機能も搭載した。 価格は装備などで異なり、208万8000〜345万8000円。内外装やデザインが異なる「ステップワゴン スパーダ」も同様に刷新し、23日に発売する。価格は245万8000〜359万8000円。合計で月に6000台の販売を目指す。 《追記》 ☆本田技研工業情報「ステップワゴンをフルモデルチェンジし発売」(ここをクリック) nikkei.co.jp(2009-10-09) |