「ウィンドウズ7」年内発売へ
マイクロソフト日本法人、概要発表

 マイクロソフト日本法人(東京・渋谷)は20日、年内にも発売されるパソコン向け基本ソフト(OS)の最新版「ウィンドウズ7(セブン)」の概要を発表した。現行のOS「ウィンドウズ ビスタ」と比べ、動作のもたつきを発生しにくくしたほか、なるべく少ない操作で必要なファイルやソフトを呼び出せるようにするなど、使い勝手を高めたのが特徴だ。

 「セブン」は常時動作させるソフトを必要なときにのみ呼び出すなどの工夫で、OSが占有するメモリー量を削減し、メモリー不足による動作のもたつきを軽減した。また、画面下の「タスクバー」にカーソルを合わせると、起動中のソフトを画面下に小さく表示し、必要なソフトを容易に判別できるようにするなど、操作性を高めた。

nikkei.co.jp(2009-05-20)