トヨタ、2期連続営業赤字の公算 販売700万台割れへ

 トヨタ自動車の2010年3月期(米国会計基準)は、本業のもうけを示す連結営業損益が2期連続で赤字になる見通しだ。世界的な景気悪化で自動車販売が低迷するうえ、円高で輸出採算も厳しく、赤字幅は5000億円超となる可能性もある。連結販売台数(日野自動車、ダイハツ工業を含む)は650万台前後と、6年ぶりに700万台を下回りそうだ。

 生産体制の見直しや合理化を強化し、11年3月期の黒字回復を目指す。

nikkei.co.jp(2009-04-12)