平成20年度 スキー同好会 (WSA)活動総括

アメリカ・コロラド・ヴェイル

 一昨年から暖冬と言われていたが、今シーズンは本当に暖冬が原因かと思える不安定な気候との付き合いで、スキーは行われた。
 まずは北海道の雪不足から始まって、戸隠は逆にWSAとしては初めての大雪となり、八方では3日目がジンクスの雨、志賀でも最終日が土砂降りの雨という、今までに無いスキー行きとなったが、そこはWSAメンバーですから、雨の中を滑るというようなことはせず、夫々代わりの楽しみを見つけつつ帰ったようだ。
 その分海外(コロラド・ヴェイル)では良い雪と気象条件に恵まれ、穴埋めをしたと言う感じか!

 12月17日〜20日 北海道富良野 参加28名
 出発の前日まで雪不足が心配される状態だったが、全面滑走が出来ないもののシーズン初すべりとしては問題ないレベルでのスキーが楽しめた。2日目は朝から雨となり、数人のメンバーは旭山動物園見学に切り替え、帰ってからの報告によればそれはそれでおおいに楽しんだようである。しかし雨は雪に変わり残りのメンバーは勇んでゲレンデへ、前シーズン以来好調の坂田さんが、斜面を少し果敢に攻めすぎて転倒し頭を打ち、軽い脳震盪を起こしたとご本人。しかし帰宅後の報告では鎖骨骨折とのことであった。3日目夜の富良野市内イタ飯屋のパーティーが良かった。

 1月12日〜15日 戸隠 参加27名
 冬型の気圧配置のもと、長野市内から積雪を予想したもののスキー場近くまで積雪は無く拍子抜け状態。しかしその夜から待望の雪。朝になって50cm、その後も降りつづけ一時は1時間に10cm積もる勢い。こういう日にスキースクールを設定したのは実に適切であったと言う事を、レッスンを始めて痛感した。こんな深雪の中を勝手に滑っていたらどんなトラブルがあるかわからないと言う気がした。逆に先生と一緒に滑ることによって深雪に自信の無い人もつられてスイスイと滑り。スクールが終わってみればすっかり自信をつけたスキーヤーに変身していた。翌日は晴天の深雪を楽しみ、最終日はいくつかのグループに分かれてスクールのフォローアップを行った。

 1月28日〜30日  八方尾根 24名参加
 快晴に恵まれた初日、リフト終点から上に歩いて登る人が多い。それを見て翌日は10名の元気なメンバーが1時間半ほどかけて第三ケルンの上まで登り、焼酎で乾杯して深雪を滑り降りた。35年前に滑った斜面も滑ってみた。次回はもっと上に行って誰も居ない沢に降りようか!など話ながら。3日目ジンクスの雨、それぞれ適当なコースを選んで帰宅。

 2月6日〜12日 コロラド・ヴェイル 14名参加
 初めてのアメリカスキー行。1月末から毎年行っている飯田さんが3日目から合流。4日間ガイド付で滑ったが、この広さではやはりガイドが必要だ。
 その他いろいろあるがまずはガイド氏が撮ってくれたビデオをご覧あれ。

 1月28日〜30日  志賀一の瀬 29名参加
 日曜日発であるが、良いこともある。高速の割引が200kmまで使える。しかし100kmで一旦降りなければならないので、練馬から乗った車が下仁田ICでずらーっと並ぶそうだ。後で下仁田ICに行ってみたら「Uターン遠慮されたし」と出ていた。
 初日10cm程の新雪が降ったゲレンデは快調で奥志賀まで含めたほとんどのコースをこなす。列車で来たDクラスのメンバーも大沢さん先導でかなり滑った様子。ところが4時のリフト終了時間になってもDクラスが誰も帰ってこない。5時になって、これは何かあったに違いないと思い、パトロール詰所などへ問い合わせを始めようとしたところへ、「ゆっくり休んでバスで帰ってきました」と言ってみんな戻って来ました。やれやれ。2日目、20cm湿雪ながら新雪があり、新雪滑りを楽しむ。3日目、この日帰らない人はバスで熊の湯へ行った。真冬の横手山、ガスの渋峠、頂上の小屋で名物のパンで食事。早々に熊の湯へ。4日目朝から雨、スキー中止、解散。

記:柳沢 孝(2009-04-10)