ホンダ、二輪工場跡地で変速機生産 140億円投資

 ホンダは4日、浜松製作所(浜松市)内に四輪車用変速機の新工場を建設すると発表した。2009年までに熊本製作所(熊本県大津町)に設備を移管する二輪車工場の跡地を利用し、10年をめどに変速機の年間生産能力を現在の70万台から110万台に引き上げる。投資額は約140億円。

 現在、浜松製作所内に点在している変速機の生産設備を新工場に集約するほか、新たな設備を導入して生産性を高める。世界的な景気減速から足元の自動車販売は低迷しているが、長期的には変速機需要が高まるとみており、これに対応する。

《追記》
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nikkei.co.jp(2008-11-04)