【パリショー】ホンダ、ハイブリッド専用車「インサイト・コンセプト」を公開

 ホンダはパリモーターショー2008で、2009年に発売するハイブリッド専用車「インサイト・コンセプト」公開した。新開発のプラットフォームを採用し、排気量1.3Lのガソリンエンジンにモータを組み合わる。2次電池やコントロールユニットは荷室下に配置した。ハイブリッドシステムを軽量化することなどで、燃費は「シビックハイブリッド」(JC08モードの場合25.8km/L)と同等を実現するという。

 インサイトコンセプトは、ボディサイズが全長4375×全幅1695×全高1425mmの5ナンバーサイズ。5ドアハッチバックの5人乗りだ。量産モデルは、2009年初めのデトロイトショーで公開する予定で、2009年春に日本・欧州・北米で発売し、年間20万台を販売する計画だ。  インサイトは、同社が開発する新ハイブリッドシステムを搭載する最初の車種となる。新型インサイトに続き、2012年までにスポーツコンセプト「CR-Z」ベースの新型車、さらに「Jazz」(日本名:フィット)のハイブリッドモデルを市場に投入する計画だ。会場でインサイトコンセプトについて説明した福井威夫社長は「既存のハイブリッド車と比べて大幅に軽量化とコストダウンを図る。誰もが購入しやすい価格に設定する」と低価格を強調した。





《追記》
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techon.nikkeibp.co.jp(2008-10-03)