ホンダ、障害者の雇用を促進する「ホンダ太陽」の日出町新工場が完成

 ホンダ太陽が建設を進めてきた日出町の新工場が完成した。ホンダ太陽はホンダが障害者の雇用を促進するために設立した特例子会社。障害のある人たちが健常者と同じように働ける環境を実現した。新工場は車いす使用者など様々な人たちの意見をもとに現場を設計をした。一人ひとりの体調に合わせて作業ができる。事業所は4階建てで床面積は約7400m2、敷地面積は約4000m2。

 ホンダ太陽は現在、大分県内の2工場(別府工場、日出工場)で、二輪車・四輪車・汎用製品の部品を製造している。また、ホンダ太陽の日出工場内にホンダR&D太陽を設立、CADを使って二輪車・四輪車・汎用製品の解析業務をするなど、幅広い領域で障害者の雇用を促進している。<<浜田 基彦=日経Automotive Technology>>

《追記》
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techon.nikkeibp.co.jp(2008-08-29)