平成19年度 スキー同好会 (WSA)活動総括

オーストリア・インスブルック

 今シーズンから12月の北海道を定番として入れるようにしました。これでバランス良く計画したと感じてくれるのではないか、と思っています。又今シーズンから各自思い思いの場所に付けたWSAのワッペンがゲレンデを席巻しておりました。よほど目立つとみえて何度か質問されまして「World Ski Academy」としゃあしゃあ答えていました。
 それから又戸隠で怪我人が出てしまって、もう一つ「良いシーズンだったね」と言えないところが残念です。

 12月18日〜22日 北海道富良野 参加20名
 毎日、晴れたり曇ったりそして幾分かの雪、風はなし気温は−10度〜−6度と昨シーズン同様のスキーの良く滑るコンディションが続く。丸山幹事の奮闘もあって大変コストパフォーマンスの良いスキー行となった。ただしホテルが昨年と比べ人気が出たのかかなり混んでいた。いずれにせよ12月の北海道は良い。「来シーズンはニセコだ」などと言う声もあるが動機がインスブルックの彼女がらみなので即採用とはいかない。

 1月15日〜18日 戸隠 参加26名
 まず着いたとたん宮下さんの荷物が埼玉に送り返されて翌朝届くというハプニングがあり、その日は宿の女将のを借り何とかしのいだ。ゲレンデはと言えば数日前に雨が降ったそうで積雪はたっぷりだったものの、表面が固くなっていて大変悪いバーンが我々を迎えた。
 そしてトラブルが起きた。PM1:30Yさん大たい骨上部骨折。長野市の病院へ。その日のうちに手術。結果は良好のように思えた。PM4;00夕食時に1級合格のお祝いをするのだと言っていたMさんがコブに絡んで転倒、夕食では珍しく酒がすすまない。翌朝には気分が悪いと言って帰る事になった。後からの報告では肋骨が4本も折れていたとの事。
 2日目以降は新雪もあり戸隠らしいスキーが出来た。

 2月3日〜8日  八方尾根、志賀一ノ瀬 17〜24名参加
 八方へ行く前に白馬47スキー場で1日滑る事にした。朝から1日中降る雪の中日曜日の事とてかなりの人出。視界の悪さと格闘しながら新雪の上級者コースを攻める。
 八方は過去数回行った中では一番良いコンディションだったのではないか。雨は無く晴れ間多く気温もかなり低い日が続いた。皆ほぼ満足した様子。  5日の夕方志賀へ移動、さすがに志賀は冷えている、路面も凍結気味、久々のチェーン装着で大変だった組もあったようだ。7日には25cmほどの新雪が降り本格的新雪(深雪)滑走を楽しむ。
 Dクラスのメンバーとはすれ違いが多かったが、志賀の雪を充分楽しんでくれたと思う。

 2月25日〜3月3日 オーストリア・インスブルック 20名参加
 往路心配した「スキーが届かない」と言うトラブルも無く無事にインスブルックの宿に到着。空港には帰りの日迄面倒を見てくれたミセス堀江が待っていた。
 昨年よりは良いが今年も酷い暖冬で雪は12月後半から2ヶ月降ってないという。ここへ来たのは失敗だったかなと思いながらそれでも、1日目スチューバ氷河、2日目アクサマーリツムゲレンデ、3日目キッツビューエル、4日目サンアントン、5日目キュータイゲレンデと市内観光、と言う事で主なスキー場に行って様々の雪質のコースを滑ってきた。いうなれば春の悪雪のトレーニングか。 しかし、さすがに歴史のある町とスキー場、そのスケールの大きさや設備の整い具合、美しいチロルの風景は、やはり感動もので、一度は来たいところである。そして最後の日のミセス堀江とセバスチャンを交えたディナーは多いに盛り上がった。
 口直しにもう一度日本で滑ろう等と考えつつ、全員無事だったこともあり、それなりに満足して帰路についた。成田で柴田さんのスキーが届かないトラブル発生。帰路で良かった。

記:柳沢 孝(2008-04-09)