F1ホンダが新型車発表、全面的モデルチェンジ

 自動車F1シリーズのホンダは29日、チーム本拠の英国のブラックリーで新型車「RA108」を発表した。昨季は減速時に車両が不安定になる傾向に苦しんで年間6得点に終わった。新型車は車体の色を含めて全面的なモデルチェンジとなり、空力の効率や走行時の安定性などが高まったという。

 ドライバーのジェンソン・バトン(英国)は「チームとして懸命に開発に努めてきた。今季は何勝かして、年間優勝争いに加わりたい」と抱負を表明。フェラーリから新たに加わったロス・ブラウン代表は「安定性を保ちながら、高い空力性能を得ることに焦点を当てた。全戦でポイントを獲得したい」と意欲をアピールした。〔共同〕

nikkei.co.jp(2008-01-29)