印で「小型車競争」、ホンダが新型投入検討

 【米デトロイト=池松洋】ホンダの福井威夫社長は13日、インドで新たな小型車の投入を検討していることを明らかにした。

 北米国際自動車ショーで記者団に述べた。ホンダは、インド市場で小型乗用車のフィットを投入しているが、福井社長は「(フィットよりも)下のクラスをいろいろ検討している」と述べた。価格帯などは明らかにしなかったが、低価格の新型車を投入する可能性がある。

 急成長が続くインドの乗用車市場では、国内最大手のタタ自動車が1台10万ルピー(約28万円)の小型車「ナノ」を発表し、日産自動車・仏ルノー連合も低価格車の投入を検討するなど、「小型車競争」が活発化している。

読売新聞(08-01-14)