ホンダ「フィット」、発売2週間で2万台を受注

 ホンダは、2007年10月26日に全面改良して発売した新型「フィット」を、11月8日までの2週間で約2万台を受注したと発表した。月間販売台数目標の1万2000台を大幅に上回り、好調な立ち上がりとなった。購買層は男女とも20〜50代以上の幅広い年齢層だという。

 フィットは、排気量1.3Lエンジンと1.5Lエンジンの2種類を設定しているが、1.3Lエンジンが78%と多く、CVT(無段変速機)と5速自動変速機ではCVTが全体の86%を占めている。ボディカラーは、「アラバスターシルバー・メタリック」(19%)、「プレミアムホワイト・パール」(17%)、「ナイトホークブラック・パール」(15%)が上位となり、新色の「シャーベットブルー・メタリック」は12%、「ブリリアントスカイ・メタリック」が9%となった。

 メーカーオプションの装着率(標準設定含む)は、ドアミラーウインカーやセキュリティアラームなどを含む「Fパッケージ」(75%)、「フレキシブルラゲッジボード」(54%)、「HIDヘッドライト」(53%)、「リアカメラ付きHDDインターナビシステム」(34%)などが高い。 <<櫛谷 さえ子=日経Automotive Technology>>

《追記》
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techon.nikkeibp.co.jp(2007-11-09)