ホンダ、CIGS型太陽電池の全国販売を10月から開始

 ホンダは2007年10月22日より全国で、CIGS(銅・インジウム・ガリウム・セレン)型の薄膜太陽電池を販売すると発表した。この薄膜太陽電池は、10月12日より幕張メッセで開幕した「第2回新エネルギー世界展示会」に出品している。

 出品した太陽電池は最大出力125Wのもので、モジュール寸法は1417×791×37mm、質量は14.3kg。価格は6万375円で変換効率は11%。個人住宅向けに出力3kWのシステムとした場合、太陽電池のほかに25万円のパワーコントローラ、設置用架台、ケーブル、工事費などが必要で、合計では約200万円になる見込み。

 ホンダは2007年6月からCIGS型太陽電池を首都圏で先行販売していたが、10月から70店程度の代理店による全国販売に移行する。さらに2008年中に代理店数を200店規模に拡大する考えだ。

 販売と生産は、ホンダの熊本製作所敷地内にあるホンダソルテックが担当する。従業員数はフル生産時に約150人で、生産能力は約27.5MW分(3kWシステムで約9000軒に相当)。海外からの引き合いは多いが、当面は国内販売だけにとどめる。また、ハイブリッド車や電気自動車などへ搭載する自動車用途への適用については、現段階で計画はないとした。 <<林 達彦=日経Automotive Technology>>

《追記》
  ☆本田技研工業情報「Hondaの次世代型薄膜太陽電池 全国販売を開始」ここをクリック

techon.nikkeibp.co.jp(2007-10-10)