F1日本GP、2009年から鈴鹿と富士で交互開催

 国際自動車連盟(FIA)は8日、2009年から鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)と富士スピードウェイ(静岡県小山町)でF1世界選手権の日本GPを隔年開催すると発表した。

 今年と来年は富士で開催し、2009年は鈴鹿で行われる。

 日本GPは1976、77年に富士で開催。87年からはF1に参戦しているホンダ傘下の鈴鹿が20年連続で開いた。しかし、トヨタ自動車傘下の富士が今年から11年までの日本GPの開催権を獲得していた。

 これに対し、開催権の再取得を強く要望していた鈴鹿は、「1国1GP」の原則があるため、富士との隔年開催を求めていた。F1の興行権を持つF1アドミニストレーション(FOA)のバーニー・エクレストン会長も富士側に隔年開催を提案。このため、09年以降の富士の契約が白紙に戻ることになった。

読売新聞(2007-09-08)