世界の二輪車生産、初の4000万台突破・日本シェア低下

 ホンダ、ヤマハ発動機など二輪車メーカー4社は11日、合同記者会見を開き、2006年の世界二輪車生産台数が前年比12.3%増の4415万台だったと発表した。うち日本メーカー4社の生産は2.3%増の計2041万台で、台数は増えたものの中国メーカーなどの台頭でシェアは5割を切った。

 世界生産は初めて4000万台を超えた。中国、インド、台湾など日本以外のメーカーの生産は22.6%増の2374万台。日本メーカー製の合計シェアは05年には51%だったが、06年は46%まで低下した。

 ヤマハ発動機の戸上常司会長は「日本メーカーのシェア低下が続く可能性はあるが、全体需要拡大は歓迎できる」と述べた。

nikkei.co.jp(2007-07-11)