米新車品質調査で「ホンダ」が量販車ブランドのトップ

  【ニューヨーク=武類雅典】米調査会社J・D・パワー・アンド・アソシエイツが6日発表した新車初期品質調査(2007年版)で、トヨタ自動車の量販車ブランド「トヨタ」が昨年の4位から6位に後退した。トヨタの強みである品質面で他社の追い上げが激しくなっていることが鮮明になった。

 J・D・パワーは07年モデルの購入者を対象に不具合などの問題件数を調査した。ブランド別ランキングの1位は「ポルシェ」だった。トヨタは高級車「レクサス」が2位を確保したが、量販車ブランドのトップを「ホンダ」に譲った。

 米フォード・モーターは高級車「リンカーン」のほか、量販車「フォード」など4ブランドが上位10以内に入った。昨年3位に入った現代自動車の「ヒュンダイ」は12位になった。

nikkei.co.jp(2007-06-07)