日系自動車各社、中国で攻勢・中古車事業も強化

 【上海=渡辺園子】中国自動車市場で日系各社が販売体制を強化する。ホンダが系列販売店数を年末までに4割増やすほか、トヨタ自動車と日産自動車も2割以上増やす。ホンダは中古車下取り・販売にも進出。現地メーカーも力をつけつつあるなか、販売からアフタサービス、中古車事業まで総合力で対抗する。

 22日に開幕した上海国際自動車ショーに合わせ各社が明らかにした。ホンダは販売店を年末までに3月末比39%増の560店に増やす。「アコード」の広州ホンダが350店(28%増)、新型「CR―V」を投入する東風ホンダが200店体制(60%増)を目指す。高級車チャネル「アキュラ」店も三店を十店に増やす。

nikkei.co.jp(2007-04-23)