「ウィンドウズXP」のサポート期限、
大幅に延長

 マイクロソフト日本法人は15日、個人向けパソコン基本ソフト(OS)「ウィンドウズXPホームエディション」の利用者に、性能向上サービスをするサポート期限(09年1月)を大幅延長する方針を明らかにした。2014年までの5年間が有力だ。日本では、今月30日に世界発売される後継OS「ウィンドウズ・ビスタ」への移行が米国などに比べて進みにくいとの予想があり、現行OSへの依存傾向がしばらく続くとみたためだ。

 サポートは、インターネットから新たな機能などをダウンロードしてもらうサービス。まず日本市場で延長し、欧米など他の主要市場でも必要なら検討する。

 個人用OSのサポート期間は元来、発売から5年または新OS発売から2年と規定。01年発売のXPホームエディションはビスタ発売から2年後の09年までとしていたが、企業向けOS「ウィンドウズXPプロフェッショナル」のサポートを終える2014年を念頭に期間を延ばす。

asahi.com.(2007-01-16)