ホンダ、米で開発体制を強化・
100億円投資、車体設計など

 【メアリズビル(オハイオ州)=鷺森弘】ホンダは米国の開発体制を強化する。2010年までに100億円弱を投じ、研究所の車体設計や試験用の設備を拡充。今夏に開設する高級車デザイン拠点の人員も今後5年間で2倍に増やす。米国専用車の開発の現地化を進め、ニーズに合った製品を造ると同時に、開発負担が増す日本との分業体制を築く。

 約1400人の人員を抱える開発子会社ホンダR&Dアメリカズ(カリフォルニア州トーランス)の体制を強化する。オハイオ工場の敷地内にある開発拠点で、車体設計に使う設備や、耐熱試験や風洞実験用の設備を増やす。

nikkei.co.jp(2007-01-13)