ホンダ、インドに新工場・09年メド、240億円投資

 【ニューデリー=小谷洋司】ホンダは2009年前半をメドに、インド北西部ラジャスタン州に四輪車の第2工場を設ける。当初の年産能力は5万台。1億5000万―2億ドル(約180億―240億円)を投資する。新工場は20万台以上に能力増強する余地があるとみられ、インドでの成長戦略を担う主力工場となる。新工場の稼働を機に小型車に参入し、現地大手のスズキや韓国・現代自動車に対抗する。

 新工場は主力市場である首都ニューデリー近く。既存工場の3倍を超える200万―280万平方メートルの用地を確保する。

nikkei.co.jp(2006-01-15)