ホンダが八千代工業を子会社化、軽自動車事業を強化

 ホンダは、八千代工業の株式の過半数を保有することを目指し、公開買い付けによる株式取得を決定したと発表した。現在ホンダは、八千代工業の全株式のうち34.5%を保有している。八千代工業との資本関係を強化することで、需要が拡大する軽自動車事業やグローバルでの事業拡大に対応する部品供給体制を強化する。

 八千代工業は、1953年からホンダの2輪車用部品の加工を開始し、現在では、ホンダの軽自動車の大部分を受託生産している。さらに、自動車用プレス部品、燃料タンク、サンルーフ、補修用部品などにおいても取引している。ホンダは八千代工業を子会社化することで、技術や設備などの経営資源を互いに補完し活用する。<<櫛谷 さえ子=日経Automotive Technology>>

《追記》
  ☆本田技研工業情報「Honda,八千代工業株式会社との資本関係を強化 」ここをクリック

techon.nikkeibp.co.jp(2006-11-14)