マッサが優勝、アロンソは総合連覇・F1ブラジルGP

 【サンパウロ22日共同】自動車F1シリーズ今季最終戦、ブラジル・グランプリ(GP)は22日、当地で71周(1周4.309キロ)の決勝を行い、ルノーのフェルナンド・アロンソ(スペイン)が2位に入り2年連続2度目の年間総合優勝を決めた。ルノーも2年連続の製造者部門優勝。

 今季限りで引退するフェラーリのミヒャエル・シューマッハー(ドイツ)は序盤でタイヤに変調を来しながら4位まで追い上げたが、年間王者を奪還できなかった。優勝はフェラーリのフェリペ・マッサで、出身地のブラジルで今季2勝目(通算2勝)を飾った。

 スーパーアグリ・ホンダは佐藤琢磨が今季自己最高の10位、山本左近は16位。ホンダはジェンソン・バトン(英国)が14番手スタートから3位に入った。トヨタは2台とも序盤でリタイアした。

《追記》
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nikkei.co.jp(2006-10-23)