米国の燃費ランキングはトヨタ「Prius」がトップ、
日本車が上位を占める

 米エネルギー省(DOE:Department of Energy)と米環境省(EPA:Environmental Protection Agency)は、2007年燃費ガイド「2007 Fuel Economy Guide」を発表した。モデル別燃費ランキングでは、トヨタ自動車の「Prius」が市街地および高速の燃費がそれぞれ60mpg(25.5km/L)と51mpg(21.7km/L)でトップとなった。次いでホンダ「Civic Hybrid」、トヨタ「Camry Hybrid」、米Ford Motor社「Escape Hybrid」(FWD)が続き、上位4位までをハイブリッド車が占めた。

 ハイブリッド車以外では、トヨタ「Yaris(日本名:ヴィッツ)」の手動変速モデル(MT)と自動変速モデル(AT)が5位と6位、ホンダ「Fit」(MT)が7位、トヨタ「Corolla」(MT)が8位となり、トップ10中7モデルが日本車となった。また、セグメント別ランキングでも12セグメント中5セグメントで日本車がトップになった。

 イタリアLamborghini社の「L-147/148 Murcielago」(AT)は、市街地および高速の燃費がそれぞれ9mpg(3.8km/L)と14mpg(6.0km/L)で全体のワーストモデルとなった。同車のMTモデルはワースト3位で、2位は英Bentley社「Arnage」のロングホイールベースモデル。<<櫛谷 さえ子=日経Automotive Technology>>

techon.nikkeibp.co.jp(2006-10-18)