一般公開されたマイクロソフトの次世代OS
「ウィンドウズ・ビスタ」

 米マイクロソフト(MS)は18日、東京都江東区の東京ビッグサイトで始まったパソコン関連製品・サービスの展示会「WPC TOKYO」で、来年1月に発売予定の次世代基本ソフト(OS)「ウィンドウズ・ビスタ」を、国内で初めて一般向けに公開した。

 「ビスタ」は01年発売の現行OS「ウィンドウズXP」の後継となる。ウイルスやスパイウエアへの対策や、インターネット上やパソコン内部の情報検索機能などを強化。さまざまな無料ウェブサービスでMSを脅かす存在になりつつある米グーグルに対抗意識を燃やした製品といわれる。日本向けの販売価格は、まだ公表されていない。

 MSの展示ブースには、「ビスタ」を搭載したパソコン250台が並び、来場者が操作性などを確かめていた。

asahi.com(2006-10-19)