鈴鹿F1、20年間の幕閉じる 3日間の観客、過去最多

 自動車レースの最高峰、F1の日本グランプリ決勝が最終日の8日、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットであった。来季の会場は静岡・富士スピードウェイに移る。名残を惜しむファンら16万1000人がスタンドを埋めた。初日の6日から3日間では計36万1000人が足を運び、過去最多だった。

 この日の決勝はフェルナンド・アロンソ(スペイン、ルノー)が制し、今季7勝目を挙げた。87年からほぼ20年間、数々の名勝負が繰り広げられてきたが、鈴鹿での開催はひとまず幕を閉じる。観戦に通い詰めたファンからは「鈴鹿、ありがとう」の声も聞かれた。

《追記》
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asahi.com(2006-10-08)