M・シューマッハー優勝、琢磨は失格…F1中国GP

 【上海=小島雅生】自動車のF1世界選手権第16戦中国GPは1日、上海国際サーキットで決勝が行われ、予選6位のミヒャエル・シューマッハー(フェラーリ)が優勝、今季7勝目、通算91勝目を挙げた。

 2位には予選首位のフェルナンド・アロンソ(ルノー)が入った。2人は総合得点116点で並んだが、シューマッハーが勝利数で上回り、今季初めて首位に立った。

 ホンダはジェンソン・バトンが4位、ルーベンス・バリチェロが6位のダブル入賞、アグリ・ホンダは山本左近が17位で完走したが、佐藤琢磨は青旗による指示(速いマシンを追い抜かせる)を無視したとして、「レース結果から除外」の処分を受けた。トヨタは2台ともリタイア。

 レースは序盤、濡れた路面でアロンソが独走したが、コースが乾くにつれてペースが落ち、シューマッハーが逆転。終盤のアロンソの急追もしのぎきった。

《追記》
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読売新聞(2006-10-01)