2006年7月の北米新車販売台数はトヨタが2位、ホンダが4位に

 2006年7月の北米自動車市場は、新車販売台数が約149万台で、DSR(1日当たり販売台数)が前年同月比で14.1%減となり、3カ月連続のマイナスとなった。

 GM社(Saabを除く)は40万2640台でDSRが前年同月比19.1%減、Ford Motor社(Jaguar、Land Rover、Volvoを除く)が22万4447台で同32.6%減、DaimlerChrysler社Chrysler部門が15万349台で同34.9%減となり、ビッグ3はすべて二桁の大幅なマイナスとなった。

 トヨタ自動車は、24万1826台(DSRの前年同月比16.2%増)でFord社を抜いて2位に、ホンダが15万1804台(同10.2%増)でChrysler部門を抜いて4位になった。そのほかの日本車メーカーでは、日産自動車は8万6408台でDSRが前年同月比16.2%減、マツダが2万5963台で同8.8%増、富士重工業は1万8923台で9.6%増、スズキが同17.2%増の8030台、三菱自動車は同5.3%増の1万502台だった。

 韓国車メーカーはHyundai Motor社が4万7205台で同10.5%増、Kia Motors社は2万6429台で同5.5%増となり、2社とも好調だった。 <<櫛谷 さえ子=日経Automotive Technology>>



techon.nikkeibp.co.jp(2006-08-02)