ホンダ、米アラバマ工場でSUVなど減産継続
 ホンダは26日、SUV(多目的スポーツ車)、ミニバンなどトラック系車両を生産するアラバマ工場での減産を最長で2007年3月まで継続する方針を明らかにした。比較的低燃費なホンダのトラック系車両の販売は4―6月期も前年同期比3%増と堅調。だが、小型車シフトが続くなど市場全体の動向から大きく伸びる余地は小さいと判断、流通在庫を引き続き抑える。

 減産は4月に始めた。SUV「パイロット」とミニバン「オデッセイ」が対象で、同工場の第一ラインの日産台数を650台から500台に減らしている。07年3月まで続けば、約3万台の減産になる。

日経産業新聞(2006-07-27)