ホンダの4−6月期、営業利益19%増・北米市場けん引

 ホンダが26日発表した2006年4―6月期連結決算(米国会計基準)は、本業のもうけを示す営業利益が前年同期比19%増の2035億円となった。燃費のよい乗用車を中心に主力の北米市場での販売が拡大。円安の効果も寄与した。中国向けの伸びも目立ち、日本国内の販売低迷が続くなかで、海外の利益が業績をけん引する構図が一段と鮮明になった。

 連結売上高は15%増の2兆5997億円、純利益は30%増の1434億円となった。売上高、利益ともに4―6月期としては過去最高額を更新した。記者会見した青木哲副社長は「期初の予定に比べ、やや上振れした」と述べた。

《追記》
  ☆本田技研工業情報「2006年度第1四半期 連結決算の概況 」ここをクリック

nikkei.co.jp(2006-07-27)