ホンダ、ジェット機に参入…米国内で生産・販売
 【ニューヨーク=小山守生】ホンダは25日、小型ジェット機市場に参入すると発表した。米国に飛行機事業の新会社を設立し、2006年秋から受注を始める。

 米連邦航空局の認証を得たうえで、10年に米国内で生産・販売を開始する方針だ。米国企業のほか、欧州などの富裕層らにも売り込む。日本での販売は未定。創業者・本田宗一郎氏が1962年に航空機事業への参入を宣言して以来の悲願が実現することになった。

 ホンダが開発した「ホンダジェット」は6〜7人乗りで、全長12.5メートル。既存機より燃費が4割良いという。価格は300万〜400万ドル(約3億5000万〜4億7000万円)となる見込みだ。

読売新聞(2006-07-26)