米国で日本車の評価が一段と高まる
米消費者専門誌ランキング

  米国で日本車への評価が一段と高まっている。米消費者専門誌「コンシューマー・リポート」がまとめた2006年型モデルの推奨ランキングで日本車が全部門で首位を独占、消費者団体が発表した車種別の燃費ランキングでも日本車が首位を相次ぎ獲得した。新車販売のシェアがじり貧の米国勢は一段と苦しい立場に追いつめられそうだ。

 コンシューマー・リポートのランキングでは、小型セダン部門にホンダの「シビック」を挙げるなど、10部門すべてで日本車が首位を総なめにした。日本車が首位を独占したのは、ランキング発表を始めた1997年以来初めて。(ニューヨーク=武類雅典)

日本経済新聞 朝刊(2006-03-04)