ホンダ、2部門で「北米カー・オブ・ザ・イヤー」受賞

 世界最大級の自動車見本市、北米国際自動車ショーが8日、米ミシガン州デトロイトで開幕した。ガソリン価格高騰を背景に環境技術や燃費の良い小型車に注目が集まる見通し。開会式に引き続き発表された「2006年北米カー・オブ・ザ・イヤー」では乗用車、小型トラックの両部門で、ホンダが受賞した。

 受賞したのは小型乗用車「シビック」とピックアップトラック「リッジライン」。日本メーカーが両部門を同時受賞したのは初めて。シビックは高い燃費性能と斬新なデザインが評価された。リッジラインはホンダが米市場に初めて投入した本格的なピックアップトラックで、居住性や走行性能が評価された。

 乗用車部門での日本メーカーの受賞は2004年のトヨタ自動車のハイブリッド車「プリウス」以来となる。

 同ショーは8日から10日まで報道陣向けに公開し、その後14日から22日まで一般公開される。主催者は80万人以上の来場者を見込む。

《追記》
  ☆本田技研工業情報ここをクリック

nikkei.co.jp(2006-01-09)